過去と闘って何が悪い。
- プロレスラー中邑真輔選手の言葉
- Shinsuke Nakamuraとは
- 過去との闘い
- ブリーフが形成される時とは?
- ブリーフと意識の乖離が葛藤(苦しみ)の原因
- 葛藤を解消するにはどうしたら良いのか?
- 内省は一人でやるには難しい
- Shinsuke Nakamuraの言葉を借りて
プロレスラー中邑真輔選手の言葉
「過去と闘って何が悪い。
昔を越えようとして何が悪い。
未来は俺が作る。
生きたいように生きる。なりたい自分になる。」
Shinsuke Nakamuraとは
中邑真輔選手は元新日本プロレスのトップスターであり、現在はアメリカのWWEというプロレス団体で活躍していており、「Shinsuke Nakamura」の名でアメリカで有名な日本人にも選ばれている日本が誇るスーパースターだ。
過去との闘い
あなたは葛藤している若しくは苦しい状況の時何を思うだろうか?
「あの時○○していればよかった」とか
「あの時○○だったなら」とか
「あの○○な事が起こらなかったら今こうなっていなかった」とか
「あの時○○な判断をしなければよかった」とか
過去に起因したことを考えたことは無かっただろうか?
だが当たり前だが、過去を変えることは出来ない。
言わば、そこで変えることが出来ない過去との闘いをしているようなものだと私は思っている。
だが、過去と闘ったところで現実は何も変わらない。
ブリーフが形成される時とは?
ブリーフは過去に情動(感情を)伴った出来事が起こった時に形成される事が多い。
例えば、
過去あなたが何か失敗した時に親に責められて悲しかった。
こういう出来事が積み重なると自分はダメな人間だというブリーフが形成され自己肯定(セルフ・エスティーム)が低い自分が生まれる。
ブリーフと意識の乖離が葛藤(苦しみ)の原因
以前にも書いたが、葛藤(苦しみ)の原因は過去の感情から形成されたブリーフと意識が不一致していることである。
先の例で言うと、過去、あなたが親から受けた繰り返しの叱責から生じた
「ダメな人間なんだ」というブリーフと「自分を変えよう」と新しい自分に変わるという相反する要素のズレが苦しい(葛藤が起きている)のである。
葛藤を解消するにはどうしたら良いのか?
葛藤を解消するには葛藤をピークにさせる必要がある。
その為には、内省をすることが重要だ。
内省とは徹底的に自己を見つめるということである。
その意味では過去との闘いは必要な要素である。
だが、それだけでは葛藤を解消出来ない。
自己を見つめた結果、誤った(と思っている)過去の自分を許す事が必要だ。
良いも悪いも全て引っくるめて自分の感情を受け入れるということ。
内省は一人でやるには難しい
一人で内省をすることも勿論重要だが、見方に偏りが起こったり過去の嫌な出来事と直接対面することもありいつのまにかフタをしてしまっていて見えないということもある。
可能であればコーチ、カウンセラーの助けを借りたほうが良い。
Shinsuke Nakamuraの言葉を借りて
未来を作り、なりたい自分になるには
過去と闘い、葛藤を解消し過去を乗り越えること
である。