なぜ生き辛いのか?その2
前回の続き。
さて前回の記事にて生き辛さの根本原因は幼少期の情動記憶から形成されたブリーフであり、その情動記憶は近親者にあなた自身を否定されたことにより形成された。
そして、ご自身が原因ではなく他者が原因で後天的に備わったものなので自分を責める必要は全く無いと書いた。
この原因がわかっただけでかなり心が楽になる人も居るかと思う。
私自身も原因がわからかった期間は自分の特性なのかと思い自分を責めて苦しんでいた時期があった。
さて、原因がわかったら次は処置であるが、まずやるべきこととしては「セルフトークをそのまま観察する」である。
コーチングを学んで居る方ならわかると思うがセルフトークはゴール側の自分にあわせて修正しゴール側のセルフイメージを作っていくものだという考えが一般的ではある。
が、まずは観察するだけで良いのだ。ありのままのセルフトークを受け取り自分はこういう人間なのだという事を理解することがこの段階では必要なのだ。
特にセルフトークをゴール側の自分を基準に良い悪いでジャッジする癖がついている人がいるかも知れないが、この段階ではジャッジせずありのままの自分を受け取る事が今後回復することに必要なのだ。
まずは一週間、ありのままの自分のセルフトークを感じてみて欲しい。