親子関係は仮で良いから決着を付ける。ザイガルニック効果の観点から
ザイガルニック効果という言葉を知っていますか?
人間は完結できなかったことや中断していることに対してより強い記憶を持つことをザイガルニック効果と言います。
例えば、あなたが親子関係で完結できなかったことや納得できなかったことを中途半端な状態になっているとする。
その時、あなたは意識に現れていなくても無意識のどこかでその問題を抱えたままとなっている。
そして何かしらの原因がきっかけでその問題をぶり返してしまいエネルギーを取られてしまうのだ。
これは解決しない限り延々と続く足かせとなってしまう。
なので、まずは仮でも良いので完結をさせることが重要だと私は思う。
私はこの問題を20年近く抱えていたが、解決した途端にすっきりとした感覚を覚えた。
本当に足枷がなくなって心が軽くなったような気持ちになった。
今までずっと重い足枷を引きながらエネルギーを取られていたのであろう。
完結させることが重要だと言ったが、これは個人一人の力では難しいと私は思う。
なぜなら自分の力で解決できるのであれば、既に解決しているはずなのだ。
なので、専門の方に依頼することをお勧めする。
そして、 自分に合った専門家の方とマンツーマンでセッションすれば人によってはあっさり解決することがある。
私は長年自分でなんとかしようと悩んでいたのだが、コーチとの1回のセッションでほぼほぼ決着をつけることができた。
その前に自分で出来ることとして押さえるべきポイントは、自分はどういう人間であるかということを深く掘り下げるということだ。
深く内省をするということだ。
大きく分けると
・論理と感情のどちらが優位か?
・自立タイプか依存タイプか?
まずはこの二つのうちどちらかであるかというのは理解しておいた方が良い。
その上でご自身に合ったカウンセラーを探すと良いと思う。
相性が最重要なのだ。
私の失敗談としては依頼カウンセラーとの相性が悪く全く噛み合わずお金と時間を取られただけで全く意味がなかった。
この失敗で私はカウンセラーは信用できない(念の為に言っておきますがカウンセラーも十人十色です。)という信念が出来てしまい自分でなんとかしようと遠回りになってしまった。
どうアプローチしたら良いかわからないという場合は、メッセージを頂ければ経験者として私なりの回答は出来るのでメッセージをいただければと思います。