勇気と覚悟を産み出す黄金体験コーチング (Gold experience coaching)

コーチングが効かない原因は過去に形成されたブリーフにあった?!アダルトチルドレンの著者が詳しく解説しています。原因がわかれば対処するだけで大丈夫なのです!

過去は関係ない(ただしリア充に限る)

コーチングを学んだことのある方なら知っているであろう

「過去は関係ない」

という概念。

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これを私の体験を踏まえ書きたいと思う。

 

結論から言うと「過去は関係ない」がそれは過去を解消した状態であることが条件である。

と私は考えている。

 

この概念を知った当初は完全未来思考で居れば過去はスコトーマに隠れ意識しなくなる。と解釈していた。

 

私には解消方法が見えない未消化の過去の出来事があったのだが、そこに拘っていても意味はない、未来に向かって前進していけば良いんだと行動していた。

 

だが、何かしらのトリガーとなる出来事があると過去の記憶が脳内で再生されてしまうのだ。それと共に当時の辛い情動記憶が蘇る。

 

私の場合で言うと、両親の不仲により家族崩壊を経験し正常な発達過程をすっ飛ばして自立を余儀なくされた。

正常な発達過程で育まれるはずの自尊心であったり安心感(自分は何をやっても大丈夫だ)といった感性が不足してしまっているのだ。

 

これはコーチングを効かせゴールに向かうという意味では明らかな足かせだ。

そして、解消しない状態ではいつの間にかエネルギーが盗られていることもわかった。

 

そして、これに一定の解決をすることが出来た今は盗られていたエネルギーを取り戻し力が漲る実感を得ることが出来た。



なので、「過去は関係ない」がうまく理解できなかったり、行動出来ない場合は過去に解消すべきものを解消しエネルギーを取り戻すことが必要だという可能性を考えてみて欲しい。

 

ここで私が失敗した経験を踏まえ注意点を書いておく

  • 解消、改善の為のセミナー受講は止めておいた方が良い。

これはセミナーというものは多人数を想定しているものであり内容が画一的だからだ。

それがマッチすれば良いが、マッチしなければただの時間とお金の無駄となる。

私の場合2日で10万のトラウマ解消セミナー的なものに参加したことがあったが自分には当てはまらなくほとんど無意味に終わった。

 

  • 自分だけでなんとかしようとしないこと。

自分だけでやろうとするとかなりの茨の道となる。

そもそも自分にとってスコトーマになっている部分だから解消出来ないのである。

スコトーマを外すには現状の外、要するに今まで違ったアプローチをとっていくことになる。そしてそれが正しいアプローチなのかどうかもわからないし、相談出来る相手も居ないしフォロー、サポートしてくれる人も居ないとなるとかなり無理ゲーに近い。

 

※以上を踏まえると、本気で過去の問題を解消し自己成長させていきたいのであれば、専門のプロにマンツーマンで協力してもらうのがベストだ。お金は高くつくかもしれないが、対処しなかった場合の今後の人生の損失を考慮すれば安いものだ。

 

そして、もう一つ注意点であるが、相手との相性も重要だ。

判断材料としては大別してご自身が論理派か感情派かどうかだ。

論理派であれば論理的にアプローチしてくれる人のほうがわかりやすいし感情派であれば感情にアプローチしてくれる人の方が効きやすい。

 

私の失敗談で言うと、私は超論理派であるが感情派のセラピストとセッションでは全く意味がわからなかった。「もうちょっと感情を出していきましょう」とか「泣いてみましょう」とか言われても「意味わかんわ、んなもん知らんがな」となってしまうのだ。

 

以上を踏まえ過去を解消し重荷を下ろしエネルギーを取り戻した状態で未来志向でゴールに向かっていってほしいと思う。