コーチングを学ぶ前にやっておくべきこと(己を知る)
こんにちは。
黄金体験コーチングの小笠原です。
コーチングを学ぶ、受ける前に必ずやっておいた方が良いことがあります。
それは、
「現在の自分の状態を知る」
ということです。
ちょっとした例え話ですが、
もしあなたが風邪で高熱が出ていて体調が悪い時に花粉症用の薬を飲んでも良くならないということは簡単に想像できるでしょう。
コーチングにおいても同様で現在のあなたの状態によってインストールすべきマインドや実施すべきワークなどの処方箋が異なってきます。
なのですが、現実問題としてコーチングを受ければ内部表現が書き換わり自分の問題は全て解決するといった風潮があるように私は思います。
実際私もそう思っていました。
ですが、 現実はそこまで甘くなく結果が出ない期間が長くありました。
そこで何かがおかしいと思い様々な書籍を調べたところ、今の自分の状態に合っていないことをやっていたということがわかりました。
ですので、まずは自分を知りそれにあったコーチング理論を学ぶということが重要です。
判定すべき自分の状態はざっくりと分けてまず二つの状態があります。
・一つ目は一定の自尊心(セルフ・エスティーム)を保っている状態。
・二つ目は自尊心(セルフ・エスティーム)が何らかの原因で低くなっている状態です。
一つ目の一定の自尊心を保っている状態であれば、心の思い込みなどを外すことによってどんどん行動力がつき結果は変わっていきます。
ですが、二つ目の自尊心が低くなっている状態は、行動を起こすためのエネルギーが足りていない状態なので、まずはそもそものエネルギーを生み出せる状態にする事の方が先決です。
特に気をつけないといけないのは、自尊心が低い状態でプラスのコーチング理論を適用しようとすると、負荷がかかりすぎてさらにエネルギーがなくなってしまう可能性があります。
例えば数値化し自尊心を-2の状態でコーチング+3を掛けても結果は-6になってしまいます。
これが過去の私の状態でした。
特にストレス社会と言われるようになった昨今、自尊心が低く辛い状態の人が 現状を変えたいとコーチングを受けるというケースが多いように私は思います。
私と同じ間違いを繰り返さないためにもまずはご自身の自尊心の状態だけでも確認しておくことをお勧めします。
チェック方法としてはノートに今の悩みや改善したいことを書き出し、その原因はどこにあるかということをまとめてみましょう。
その原因が過去他者から受けたネガティブ要素であった場合、自尊心がくじかれている可能性があります。
ということで、書き出すというワークから初めてみてくださいね。
小さなことで良いので反復継続し複利をかけることにより大きな大きな力となります。