【ゴール設定シリーズ2】過去は関係ある
過去は関係ないというのはコーチングにおいてよく語られる文言だ。
私もその文言通り受け取り未来志向であれば過去は関係ないのだ、としていた。
だが、ゴール設定において過去は関係ある。
それは過去、特に幼少期、成長期にwant toでやっていたことが親など大人に否定された事は無かったか?ということである。
want toがわからない。ゴールがわからないというのは過去にwant toが否定されたことに起因しているのだ。
ちょっと考えてみて欲しい。
子供の頃は100%want toで遊んでいなかっただろうか?
デパートで走り回ったり、店のお菓子やおもちゃ買って買ってーと泣きじゃくったり100%want toだった時期は誰しもあるはずだ。
では何故大人になってそのような事をしなくなったのだろうか?
それはどこかで親からそれはダメな事だよと否定された(便宜上、否定と表現する)からだ。そこで学習したからである。
きちんとした躾であれば良いのだが、子供が100%want toでやっている趣味を否定されたらどうだろうか???
また、親のエゴを押しつけられたりしたらどうだろうか???
本当はゲームしたいのに
「ゲームなんてやってないで外に出なさい」とか
「ゲームをしたらバカなる」とか (これは私の実体験)
言われてそのまま親の倫理観を受け取ってしまったらどうなるだろうか?
正直な自分の心(want to)と親の倫理観との狭間で葛藤が生じるのだ。
基本的に子供は親の倫理観を採用するので自分のwant toにフタをしてしまうことになる。
大人になってwant toのゴール設定がわからなくなる理由はここの可能性がある。
なので、過去は関係あるのだ。
まずは子供の頃の自分のwant toを棚卸ししてみよう。
いつの間にかフタをしてしまっていたwant toの中にゴール設定のヒントがあるかもしれないのだ。