考えるとは?
考えるとはどういう事か?
ここでは一つの例として刺激(Input)と反応(Output)を例として説明してみる。
外部からの刺激に対して何も考えることをせず思ったまま反応する。これが俗にいう脊髄反射的反応だ。
例えば、先輩、上司などから何かしら失礼な事を言われたとする(外部からの刺激)、これに対してあなたはムッとしてしまった(刺激に対する反応)。
でも、実はあなたに気づいて欲しい事がある故にあえてストレートに失礼な表現をしたのかもしれない。
それに気づく為には外部との刺激と自分の反応の間に考察というプロセスを入れる。
刺激に対して脊髄反射反応をしているということはいつまでも一定のパターンを延々と繰り返しているということだ。それでは結果は変わらない。
刺激と反応の間に思考を挟むことにより反応が変わる。反応を変えれば結果は変わる。
これを繰り返していくことで新しい世界が見えてくるはずだ。
刺激に対して無条件で反応しようとしたら「ちょっと待てよ、別の見方は無いか?」と一旦立ち止まって客観的にその事象を観察してみることだ。
これが考えるということ。
脊髄反射的な反応しか出来ないのであれば、その人は子供か動物ということになる。